はじめに
こちらの本を年始に読んだので、感想やこれから考えるべきだと思ったことを軽く書いていきたいと思います。
あくまで自分用の記録なので、個人的な印象になります。
感想
言われてみれば当たり前のことが多く、意外なことが少なかったなという印象です(内容が薄いといいたいわけではありません。当たり前だけど大事なことを言語化して仕事に落とし込みやすく解説してくれている良い書籍だと思います)
大事だと思ったところ
どんなに頭がいい人でも、理解には時間がかかるということ
これは書籍内で唯一「意外だ」と思ったところです。
自分はAWSのドキュメントなどは特にそうですが、2~3回読んでわからん!となった「もっとわかりやすい記事はないものか」とあれやこれやと探し回るのですが、頭がいい人でも「10回は読んだ」みたいなことがザラにあるようで、自分のやっていたことは遠回りで愚かな行為だなと感じました。
以前勤めていた会社のCTOも繰り返し「横着しない」が大事なことだと言っていて、それを思い出しました。
コードリーディングは細部まで読まない
そこに誰かが書いたブロックやモジュールを信頼して、アウトプットだけを捉えることで全体像を捉えるほうがスピードが早まる、といった趣旨でした。
これは完全に参考にするのは少し怖いなと感じますが、関連する処理を上から読んでいくのはワーキングメモリがどんなにあっても足りないし、まずは全体像を捉えるほうにシフトしていくのが良いのかなと思うようになりました。
また、自分の書くコードもそう読まれることを前提に、書いていくべきだと感じました。そういった方法論はリーダブルコードやAPI Good Partsに載っているのでそれらを参考にすると良いのかなという気持ちです(どちらも数年前に読んだ)
最後に
あとはあまり「続けられないな」とか「自分の仕事スタイルには合わないな」という感想です。
例えば「会議をメモらずに覚えておく」みたいな部分ですね。組織改革レベルで文化を浸透させないとこれは厳しいですね。たしかにあとでメモることで整理はされますが、抜け落ちることもあるので、難しいなという感じです。
個人的には会議の内容を逐一メモしたところで、考えが変わる時は変わるし、抜け落ちたとこもあとから再確認することでまた冷静に考えるきっかけになるので良いかなとは思っているのですが、、