「世界一流エンジニアの思考法」を読んだ

はじめに

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こちらの本を年始に読んだので、感想やこれから考えるべきだと思ったことを軽く書いていきたいと思います。

あくまで自分用の記録なので、個人的な印象になります。

 

感想

言われてみれば当たり前のことが多く、意外なことが少なかったなという印象です(内容が薄いといいたいわけではありません。当たり前だけど大事なことを言語化して仕事に落とし込みやすく解説してくれている良い書籍だと思います)

 

大事だと思ったところ

どんなに頭がいい人でも、理解には時間がかかるということ

これは書籍内で唯一「意外だ」と思ったところです。

自分はAWSのドキュメントなどは特にそうですが、2~3回読んでわからん!となった「もっとわかりやすい記事はないものか」とあれやこれやと探し回るのですが、頭がいい人でも「10回は読んだ」みたいなことがザラにあるようで、自分のやっていたことは遠回りで愚かな行為だなと感じました。

 

以前勤めていた会社のCTOも繰り返し「横着しない」が大事なことだと言っていて、それを思い出しました。

 

コードリーディングは細部まで読まない

そこに誰かが書いたブロックやモジュールを信頼して、アウトプットだけを捉えることで全体像を捉えるほうがスピードが早まる、といった趣旨でした。

これは完全に参考にするのは少し怖いなと感じますが、関連する処理を上から読んでいくのはワーキングメモリがどんなにあっても足りないし、まずは全体像を捉えるほうにシフトしていくのが良いのかなと思うようになりました。

また、自分の書くコードもそう読まれることを前提に、書いていくべきだと感じました。そういった方法論はリーダブルコードやAPI Good Partsに載っているのでそれらを参考にすると良いのかなという気持ちです(どちらも数年前に読んだ)

 

最後に

あとはあまり「続けられないな」とか「自分の仕事スタイルには合わないな」という感想です。

例えば「会議をメモらずに覚えておく」みたいな部分ですね。組織改革レベルで文化を浸透させないとこれは厳しいですね。たしかにあとでメモることで整理はされますが、抜け落ちることもあるので、難しいなという感じです。

個人的には会議の内容を逐一メモしたところで、考えが変わる時は変わるし、抜け落ちたとこもあとから再確認することでまた冷静に考えるきっかけになるので良いかなとは思っているのですが、、

 

バロック音楽の魅力

前提

突然ですが、バロック音楽になぜか魅力を感じます。

作曲者や曲に詳しいわけではないですが、たまにSpotifyで聴いています。

好きと言っても、他のクラシック?20世紀以前?の曲に比べたら比較的好きという感じです。

 

どこに魅力があるのか

自分がここに魅力を感じているのかは定かではありませんが。他の20世紀以前の曲とは違うところがあるようです。

 

1. 今でいうコード進行の概念がある

てっきりこの時代の音楽にはコードはなく、ただの音の積みがあるだけだと思ってたんですが、バロック音楽にはベースラインとコードの指示があるようです。

それまでは対位法が主要だったようです。

 

2. 感情表現を音だけで行う

バロック時代当時は音だけで喜怒哀楽の表現を表現していたようです。歌詞があってもなくても。

 

これを踏まえてもっと意識して聴いていきたいと思います。

 

 

アレンジの年代感を掴むポイントというのはどこにあるのか

前提

下記の動画をきっかけにアレンジの年代感というものを意識するようになりました。ほんのちょっとだけ。

編曲家歴20年が語る!アレンジ本質は楽曲の〇〇だ!【DTM/作曲】 - YouTube

 

なぜちょっとだけか。それは「どこを意識したら年代感がつかめるのかよくわかってないから」

歌詞にもメロディにも歌い方にも年代感って現れる気もするし、なにより昔の曲だ!という先入観がどうしても年代感に影響してしまう。

 

でもある日宮本浩次カバーのSEPTEMBERを聴いて思いました。

 

昔の曲が今になってカバーされている曲を聴き比べることで、純度が高い「アレンジだけの比較」ができるんじゃないかと。

 

本題

聴いてみたけどぶっちゃけよくわからんというのが本音です。これだ!という確信がない。

 

SEPTEMBERのオリジナルの方はなんとなくブラスが主旋律やリフを担っていて、リバーブの量がいろんなトラックに対して多くかけられてる気がします。それが昔っぽさを出す要因なのかなと感じました。

 

でもそのくらいで、後の要素はどうなのかよくわかりません。フレージングとかもそうなのかな。

 

奥が深い(わからないことは奥が深いといっておけば良い)

 

歌詞も曲もすごく良いというのはわかる。

Happiness / 嵐

前提


前提、コードはギター弾き語り用のサイトをみて判断している。
あくまで個人用のメモであり正しい情報だとは保証しない。

 

なぜメモアプリにしてないかというと、ブログのほうが管理が楽だということに気づいたからです!あと有識者にいざ判断をもらおうと思ったときに共有が楽ですからね。


キーはCに合わせて話してます。

 

本題


メロ

縦軸


Aメロ:
嘆いてるの「げ」でコード的にはE7?だが、M7の音を使っている
うまくいくの「う」でC7に対して6の音を使っている
ここの共通点としては、コードトーンの半音下の音がメロとして入っている


サビ:
二回目の「走り出せ」の「し」ではE7に対するF
明日をの「す」Amに対するF
コード進行上、偶然かもしれないがAとは対照的にコードトーンの半音上が入っている(アレンジでぶつからないようにしているのかも)
勢いを大事にしてる感

 

横軸


サビ:
出だしのモチーフでは3度と4度、1度と7度の関係をうまくつかった展開だが、つなぎはペンタトニックの感じになっていてメリハリがついている気がする。
定番の5度跳躍

 

コード


サビでの転調
半音上にいったかと思いきやCからG#へ移動
サビでのクリシェや上昇など

 

全体


モータウン的なリズムアレンジになっている

全体的にはバンドサウンドだが、BメロでSawっぽいやつとSquareっぽいやつが裏メロ的に鳴ってる(若々しくてパワフルな感じ?)

ベーシストいい曲つくる説から考えるハーモナイズのブレイクスルーポイント

前提

自分はギタリストなので、ギター的なハーモナイズだったりコード進行が多いなと感じている


ここに書いてあることはすべて自分の気のせいである可能性もある

ベーシストいい曲つくる説とは
なんとなくだが、「仕事が集まってる人」「(私にとって)一線を画した曲を作る人」「ヒットメーカー」はベーシストが多い気がする。

 

大隅知宇さんの曲は個人的に刺さることが多い。(気がする)

白戸佑輔さんもベーシスト、亀田誠治さんも言わずもがなベーシストだし。


そんなことを日々考えながらもこれといった根拠が出せなかったのでなんとなく頭の片隅におくだけになった。


ところが、織田哲郎さんの下記の動画に出会って、なんとなくこの説と繋がりそうな話が出てきた。

「小さな問題 とは」ポップス作曲講座2(たぶん役に立たない)【オダテツ3分トーキング】#織田哲郎Youtube - YouTube


 
>本来はトップノートやベースがどう動いていくべきなのかを考えるべきなのに、ギターから入った人はコードに頼るのでその流れを無視したハーモナイズになりやすい(要約)


これは、説と密接に関わっているのではないかと考えた。
自分がハーモナイズに違和感を覚えてたのはこれが原因なんじゃないか......(; ・`ω・´)


## ブレイクスルーを起こすには


おそらく、自分がこの状況を打破するには、ハーモナイズに対する根本的な考え方を変える必要があると思う。
これは一種のブレイクスルーみたいなものではないかと思っている。
しかしその手法がいまいちよくわからないので困る。
そこで「ベーシストいい曲つくる説」に立ち返ってベースを始めてみるのはどうだろう。
ただ始めるだけではなく、メロディができたらベースラインから考えてみるなど、ハーモナイズのやり方を変える必要があるのかもしれない。
他にもいくつか身につけられそうな候補はある。

  • ピアノを習ってみる
  • ピアニストに聞く
  • ベーシストに聞く
  • プロにリハモしてもらって自分との差分を見る
  • 和声を勉強する
  • MIDIを買ってハーモナイズを見る(これはボイシングまで再現されてるかわからないので微妙かも)


....etc

 

そもそも、織田さんの言うことを自分がすべて把握しきれてるのか、本当に説と密接に関わっているのかは微妙なのでそこから確認する必要があるのかもしれない。